● 協力することで、離婚できることもあります
こんにちは、今井洋子です。
札幌の雪解けも進んで、春らしくなってきました。
といっても、風はまだ冷たいです。
忙しい方の多い時期ですし、体調を崩さないようにお気を付けくださいね。
さて、最近、カウンセリングでは、男性のお客様が続きました。
女性のためのと、書いていますが、男性のご相談も受けています。
男性は、お金を払う立場になることが多いのです。
奥様が専業主婦の場合は特にそうですね。
別れることを決意し、奥様をとにかく説得しようとしても、離婚したくないと言われることって多いですね。
中には、慰謝料を払っても、やっぱり嫌だと言われた方もいらっしゃいました。
払った側はこんなに払ったのにって思うのでしょうが、専業主婦の場合、生活費ということを考えると躊躇するのは当然です。
何年も働いたことがない場合、生活できるだけの収入を得られるか不安になるでしょう。
お子様がいらっしゃったら、母子家庭としてやっていけるか自信のないかたも多いと思います。
そんな不安をわかってあげてください。
特に専業主婦だった場合は、その後の仕事をすることまでサポートしてあげるくらいの気持ちが必要です。
パートでもいいから、まず働きに出てもらう。
やりたいことがあるのであれば、それが仕事としてやっていけるか相談に乗る。
資格を取ることが必要であれば、学校にいくなり、資格を取るなりする時間とお金を提供する。
もちろん、養育費もきちんと決めて、払い続けることを約束し、書類にすることです。
慰謝料を払う必要のない場合も、今後の生活費の一部にしてとある程度のお金を払うことで、離婚できた方もいらっしゃいます。
お金のことは、もらう方は、話しにくいことが多いです。
でも、お金のことがネックになって離婚できない方が多いのも現実です。
お子様がいて、それでも、奥様と離婚したいのであれば、離婚後の生活のことを考えてあげるのは必要です。
離婚理由にかかわらず、お金のことがネックになっているのであれば、協力してあげることも離婚への近道ですよ。
3月後半のカウンセリング可能日はこちらです。
17日、20日、25日、28日