こんにちは、今井洋子です。
12月に入って、もう半月過ぎました。
今年もあっという間に終わってしまいそうです。
ところで、今月に入って、「夫の愛人に会いに行く妻たち」が3人いました。
偶然にも似たような状況だったのです。
会うのは、できれば避けた方がいいのですが、どうしても会いたいという場合、協力しています。
まず、会いに行くのは、表面上は別れてもらうためです。
でも、本当は、離婚時の慰謝料を確実に多めにいただくためです。
会う前に、必ず調査は終わらせておきましょう。
調査前や、調査中に行うのは厳禁ですよ!
その女性の連絡先も、調査してもらうことで、わかることが多いので、よっぽどでない限りは、浮気調査が終わってから行うことになります。
確実に浮気しているということ、彼女の連絡先がわかること。
これが、会う前までに必ず必要な情報となります。
連絡先が分かるからと言って、調査中や調査前に会ってしまうと、証拠をとられないように、二人が気を付けて行動するようになり、証拠をとりにくくなることがありますので、ご注意くださいね。
さて、調査が終わり、浮気がはっきりとわかり、連絡先もわかったところで、この女性と会って話がしたいと言ってきた妻たちが私のクライアントさんの中に3人いたわけです。
カウンセリングをして、会うのをやめる方もいたりしますが、今回は3人とも会うことになりました。
ふたりで会うつもりでも、夫もついてくることがあります。
その場にこなくても、近くまで一緒に来てることもよくあるようですね。
可能性としては少ないですが、夫も来てしまったときのことも想定して、いろいろ作戦をたてます。
そして、実際に会うときは、妻も緊張しますが、相手の女性も緊張していることでしょう。
私は、少し離れたテーブルで様子を見ています。
喧嘩になったときなどは、親戚のおばさんになって、登場することもあります。
めったにありませんけどね。
女性と会う前には、調査結果や、夫の様子などを伺って、なんどかカウンセリングをします。
カウンセリングというか、打ち合わせというか、作戦会議ですね。
会ったときには、調査したなんて言いません。
夫とあなたの浮気を知っている。
私は離婚はしない。
別れてほしい。
この3つをポイントに話をします。
大抵の場合、「付き合っていません、あなたの勘違いです」ということを言ってきます。
そこで、もし、本当に付き合っていないのであれば、今後も会わないでください。
会って、付き合いを続けた場合、●●円の慰謝料を支払います。
という内容の書面にサインをしてもらいます。
これって、夫と別れたくない人はやらないでくださいね。
あくまで、最終的には、慰謝料をもらって離婚したい人がする内容です。
そして、もちろん、話した内容は録音しておきます。
ぽろっと付き合っている、付き合っていた、などと言ってくれることがありますからね。
こんな風に会って話をして、夫と彼女が分かれる可能性は少ないです。
ですから、くれぐれも、夫とよりを戻したい方は、マネをしませんように。
このあとには、この女性は夫に妻の悪口をいい、夫も彼女の味方になりますからね。
離婚するには、いろいろな手段があります。
そして、慰謝料や養育費など、1円も払いたくないという夫もいます。
別居したとたん、生活費を一切入れない人もいます。
離婚に向けて動くには、最悪の状態を想定し、そうならないように準備しながら進みます。